住友電工ホームへサイトマップお問い合わせ
製品情報会社案内プレスリリース株主・投資家情報研究開発CSR活動

プレスリリース 2013年

Home > プレスリリース > 2013年 > 1月4日

社長年頭挨拶(社員向け挨拶要旨)

2013年1月4日
住友電気工業株式会社
社長 松本 正義

 2013年の年頭に当たり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
 東日本大震災から早2年が経過しようとしておりますが、被災されたみなさまに、改めて心よりお見舞い申し上げますとともに、本年が明るい年となりますよう祈念いたします。
 本年も引き続き、不透明感の漂う厳しい事業環境が予想され、また昨今、グローバリゼーションとIT 化の進展により、世界で発生する事象が瞬く間に拡大し、様々な影響や変化を惹き起こしています。こうした状況を踏まえ、本年は次の3点の実践を要望します。

 一点目の要望事項は、『グローバリゼーションとダイバーシティの更なる展開』です。
 現在、住友電工グループは、世界30数カ国に展開し、連結従業員数は20万人を超え、その8割は日本以外で勤務するなど、多様な人材を擁しています。ダイバーシティによる強みを最大限活用するために、世界の共通語(英語)を修得し、グローバルな処遇制度を整備し、各国・地域社会と調和しうる企業文化を育み、そして、常に「萬事入精」「信用確実」「不趨浮利」をはじめとする「住友事業精神」を実践する、そのような人材であり会社であってほしいと思います。
  世界経済・社会は複雑に絡み合っており、今後も難題が降りかかってくるかもしれませんが、そのようなときにもダイバーシティの強みが生きてくると確信しています。
 二点目の要望事項は、『開発力の強化とスピードアップ』です。
 時代の要請にかなった製品やサービスをタイムリーに提供し、社会の発展に貢献していくためには、研究開発が極めて重要であり、企業の持続的成長の源泉です。
 研究開発の活性化には「自由な雰囲気と自律性」が大切ですが、一方で企業活動としての「責任・結果」も求められます。これら両立させるのは一人ひとりの「高い志」であり、「出口と時間軸」を意識しながら研究開発に取り組むようお願いします。
 また、コーポレートスタッフや営業、他の事業部門とも連携を強化し、真の市場ニーズへの到達を早めることを心がけるとともに、オープンイノベーションも選択肢に入れて、最短距離でソリューションを導き出す努力をお願いします。
 三点目の要望事項は、『SEQCDD活動の強化』です。
 SEQCDD*は、企業経営の根幹を成すものでありますが、その強化、深掘りについては、まだまだ改善の余地があります。トレーニングを継続しなければ筋肉を維持できないのと同様、SEQCDD活動も、創意工夫を凝らし継続しなければ、活動がマンネリ化し、弱体化します。
 各社・各職場での活動が、本来の目的から乖離、或いは形式的になってはいないかを確認するとともに、一人ひとりが強い目標達成意欲をもって最大限の努力をお願いします。
 *SEQCDD:「S:安全、E:環境、Q:品質、C:コスト、D:物流・納期、D:研究開発」

 どのような仕事にも目的、目標があります。
 本年も、一人ひとりがその実現、ひいては住友電工グループのあるべき将来像、「Glorious Excellent Company」を実現に向けて、コンプライアンスと企業倫理の維持を肝に銘じ、健全な緊張感と誇りを持って業務を遂行して下さい。そして、個人が持てる力を最大限に発揮できるよう、風通しのよい、明るくあたたかい、厳しくとも思いやりのある職場づくりに、全員で取り組むようお願いします。

以上

ページトップへ
(C) 2014 Sumitomo Electric Industries, Ltd.
サイトのご利用にあたって個人情報保護方針