キーテクノロジー

キーテクノロジー

Home > キーテクノロジー > 架橋技術(TEXT版)

技術説明

架橋技術
イメージ画像

絶縁材料として使われているポリエチレンは電気的な破壊が生じにくい点や加工がしやすい点など優れた特長を持っています。

↓
イメージ画像

しかし、ポリエチレンには熱に弱いという最大の弱点があり、

↓
イメージ画像

これは半田の熱、ワニス処理の熱などの高温にさらされると大きな損傷を生じてしまいます。

↓
イメージ画像

そこで、このバラバラの分子構造のポリエチレンに電子ビームを照射すると・・・

↓
イメージ画像

水素原子がはじき飛ばされ、隣接する炭素原子同士が3次元的に結合し、網状構造を形成します。

↓
イメージ画像

これを架橋と呼んでいます。

↓
イメージ画像

この架橋技術により、分子は互いに拘束され、形状が安定します。つまり熱に強くなったと言えるのです。

↓
イメージ画像

住友電工は日本で初めてこの技術開発を行ったことで世界的に知られています。

FLASH版へ
ページの先頭へ