ポアフロンとは

ポアフロン精密濾過膜モジュール

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ポアフロンとは

ポアフロン説明図

○ポアフロン説明図

ポアフロンとは、住友電工が製造する100%PTFE(四弗化エチレン樹脂)を使用した多孔質材料の商標名です。
製造可能な孔径の範囲は、0.03μm(ミクロン)から10μm(ミクロン)という幅広い範囲に渡っており、お客様のニーズに応えて製品化を行ってきました。

ポアフロンには、以下の4つの大きな特徴があります。
第1の特長はPTFEそのものが持つ優れた耐薬品性です。ほぼすべての薬品に対して化学的に安定しており、劣化するようなことはありません。

第2の特長は高強度があげられます。この高強度によって長期間に渡ってポアフロンを使っていただくことが可能です。

第3の特長は高気孔率によって得られる高い透水率です。ポアフロン説明図に記載のポアフロン製品のミクロ構造写真の白く写っている部分がPTFEの繊維にあたり、黒く写っている部分が空間すなわち気孔にあたります。この気孔の全体に占める割合が気孔率とよばれるもので、強度等の制約を外せばポアフロンではこの気孔率を最大で90%程度まで製造可能です。気孔率を高くすることで、水を通す際に、それだけ水が通るための抵抗が少なくなるため、高い透水率を得ることができます。

最後に、第4の特長は耐熱性です。これも材料であるPTFEの優れた特徴なのですが、膜ろ過において最高使用温度200℃の実績があります。

PTFEとは

PTFE説明図

○PTFE説明図

PTFEとは、PolyTetraFluoroEthylene(ポリテトラフルオロエチレン)の頭文字を取ったもので、日本語では四弗化エチレンと呼ばれる、フッ素樹脂の一種です。

PTFE説明図の構造図にありますように、ポリエチレンというよく使われる樹脂がありますが、これは2つの炭素原子(C)の周りに水素原子(H)が4つ付いているという分子ユニット構造を持っていますが、この水素原子(H)のうち2つがフッ素原子(F)に変わったものがPVDF(二弗化エチレン樹脂)、4つの水素原子がすべてフッ素原子に置き換わったものがPTFEです。フッ素原子はその原子半径が大きいために炭素同士の化学結合を覆い守るため、結果としてこのようにPTFEは非常に安定したものとなり、それによって高い耐薬品性、耐熱性を有します。一方、PTFEはいまや化学工業、半導体工業などで大量に使用され、すでに汎用的なプラスチックとなりました。

ポアフロン製品:平膜

住友電工は、1962年にPTFEを使った【延伸加工技術】の特許を取得しました。それを受けて1963年から平膜製品、シート製品の製造・販売を始めました。このシート製品は、ポアフロン製品:平膜説明図に記載されているようなカートリッジフィルター中のろ過メディアとして使われています。主な用途としては、化学分析や試薬研究のレベルに使われるものから、半導体や液晶の工場の製造工程における洗浄薬液を高純度にするために使用されているフィルターに主に使われています。

ポアフロン製品:平幕説明図

○ポアフロン製品:平幕説明図

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