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CT-OPプロセスの特長 |
これまでにも高温超電導線材の臨界電流を向上させる微細組織の改善は世界中で進められてきましたが、ビスマス系超電導体は、多元素からなるため、目的とする超電導体の合成が難しいこと、焼結法により製造するため緻密な組織が得難いなどの制約があり、線材化に際しても長尺化、機械的強度、工業的歩留りなど実際に工業化してゆくには様々な課題がありました。
今回開発に成功した新プロセスは、線材製作プロセスのうち超電導特性を決定する最後の重要工程である熱処理工程を、従来の枠を超えて、温度・圧力・雰囲気をトータルに制御し、ビスマス系超電導材料の密度を従来の85%から100%へと向上させると共に、微量の酸素濃度も制御することで、工業化に必要な課題を一気に解決したものです。
なお、今回の臨界電流向上等の成果は、国際超電導産業技術研究センター(ISTEC)を通じて新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)から委託された高機能超電導材料技術開発の一環として実施した研究において、本プロセスを活用することにより得られたものです。 |